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小菅敦丈講師が MIT Technology Review Japan Innovators Under 35 に選出されました。

2021年12月16日

小菅敦丈 講師は、MITテクノロジーレビュー[日本版]主催のアワード「Innovators Under 35 Japan 2021」において、未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出されました。


「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワードです。世界的な課題解決に取り組み、向こう数十年間の未来を形作る、独創的で才能ある35才未満の若きイノベーターの発掘を目的とし、過去にはGoogle共同創業者のセルゲイ・ブリン氏、Facebook共同創業者兼会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も受賞するなど、国際的に権威あるアワードとして高く評価されています。『Innovators Under 35 Japan』はその日本版にあたり、昨年に続く2回目の開催となります。350件を超える国内外の候補者の推薦・応募があり、最終的に15人が受賞者として選出されました。


<受賞者>
工学系研究科附属システムデザイン研究センター講師
小菅敦丈

<受賞テーマ>
「工場や建設現場における自動化技術の普及・進化を目指した、超低消費電力なAIチップ」

<受賞内容>
機械学習を使った画像認識などのタスクでは、大量の計算機資源と電力が必要です。特に「ムーアの法則」の行き詰まりに伴い、最先端の半導体チップはコスト高となっており、半導体チップを大量に必要とする自動化技術が普及する上での障壁となっていました。小菅講師はAIアルゴリズムを実行するための処理を、従来の汎用型CPUやGPUよりも2桁以上高速・低電力に実行できる、ワイヤードロジック型AIチップを開発しました。


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